PDAとIP電話 (シャープのザウルス)

シャープは、ザウルスにIP電話機能を付加して、無線LANを通じて通話できるようにする予定だということです。当面は、NTTコミュニケーションの無線LAN拠点(約300箇所)で、ザウルス同士での通話サービスに限られますが。来年4月からはNTTコム以外のLAN拠点でも利用可能になるということです。通話サービス基本料は月額300円で、他にLAN利用料が必要です。NTTコムの場合は、月額1600円だそうです。

ザウルスは、銀行の渉外行員や生保レデイの携帯端末として広く導入されています。ただ、銀行の場合は、余り活用されているとは言い難いようです。一線の方達から不平不満を良く聞きます。支店の机にしまわれたままという事例も目にします。モニターやキーボードが小さいということもありますが、PC経由でデータをやり取りしなくてはならない不便さが一番大きな障害となっています。これは、ザウルスの機能というより、DBを搭載しているシステムとの接続性という、システム体系に起因しています。(RS232C接続の旧型は別ですが。)

IP電話の通話内容を保存して、Viavoiceでテキスト・データ化してみたことがあります。使えませんでした。音声の事前登録が必要ですので当り前ですが。次に、折衝報告を音声で作成・録音しておき、ViaVoiceを通してみたら、結構な精度で文書化できました。営業報告などをPDAに音声登録しておいて、後で音声認識させる使い方もあると思います。

いずれにせよ、PCやPDAと電話は結合していきます。音声認識の精度も上がっていくでしょう。キーボードは無くても良くなるかもしれません。場所も固定する必要はなくなるでしょう。

腕時計式のプロセサーと折りたたみ式のモニターをポケットに入れて歩くという時代が考えられます。ビジネス・システム全体が変わることになります。IP電話つきザウルスで、実験を始めるのも面白いでしょう。余り費用のかかる話ではありません。アイデア勝負です